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2024/03/07 13:14


今回は【総合栄養食】をテーマに

お話ししていきたいと思います🤓

 

もうご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、ドッグフードには「総合栄養食」「間食」「療法食」「その他の目的食」に分類することができます。

栄養面に配慮したドッグフードを与えるためには「総合栄養食」を主食に選ぶことは大前提として、その際に総合栄養食がどのようなものなのかを私たち飼い主が理解しておくことが大切です。

 

総合栄養食とは?

総合栄養食とは、犬の成長や健康維持のために必要な栄養素を満たしているドッグフードを指します。一般的に、総合栄養食と水を摂取すれば犬の成長と健康を維持できるように調整されています。

 

一般社団法人ペットフード協会によると、

総合栄養食は以下のように定義されています。

 

総合栄養食:ペットフードと水だけで指定された成長段階における健康を維持できるような栄養素的にバランスのとれた製品であって「ペットフード公正取引協議会」の定める栄養基準が定められています。

 

参照:一般社団法人ペットフード協会「ペットフードの種類|一般社団法人ペットフード協会」

 

必要な栄養をバランスよく摂取するためには

総合栄養食の継続的な給餌が不可欠です。

ペットショップや動物病院、オンラインショップなどでは総合栄養食の他にもいくつかの種類のドッグフードの種類が販売されておりますので、こちらについても解説していきたいと思います。

 

・一般食

メインもしくはおかず用として作られたドッグフードのうち、総合栄養食以外のものを指します。栄養の量・バランスの観点では総合栄養食には劣る可能性がありますが、一般的に以下の特徴が見られます。嗜好性を意識して作られているため、食欲が減退している犬でも喜んで食いつく場合が多いです。また、カルシウム・ビタミンD・オメガ3脂肪酸など特定の栄養素が多く配合されていることもあります。総合栄養食のトッピングとして使用したり、ご褒美に用いたりするケースが一般的です。

 

・療法食

病気の治療や症状緩和のために用いられるドッグフードです。例えば、腎臓病対策や皮膚炎対策など特定の疾病などの対応食として用いられます。獣医師の指示に沿って使用されるケースが一般的です。

 

・間食(おやつ)

間食は、犬が喜ぶように嗜好性が高く作られているという特徴があります。何かのご褒美やしつけのために用いられることが多いです。環境省が発表しているガイドラインでは、おやつによるカロリー摂取は1日の摂取カロリーの20%以下に抑えることが推奨されています。

健康状態・食欲・年齢などに応じて総合栄養食と併用し、愛犬の健康維持・コミュニケーションを図ります。

 

健康な成犬の場合、理想的な

食事の回数は123回です。

決まった時間に食事を取ることにより、

生活が安定して1日のリズムが安定します。

 

また、空腹感が満たされ毎日落ち着いた

気持ちで楽しく過ごすことができます。

 

注意しなくてはならないのは、食事をした

直後に運動をしないことです。

特に大型犬では、胃拡張・胃捻転症候群を起こしてトラブルを招いてしまうことがあるため、食後はゆっくりと過ごしましょう。

 

愛犬がずっと元気に過ごすためには、毎日の

ドッグフードの栄養バランスに注意する必要があります。

そのためには、まず総合栄養食を選ぶことが大切です。


ただし、総合栄養食ならどの商品でも問題ないというわけではありません。

 

個々のドッグフードに含まれる栄養のバランスやメーカーの管理体制などを個別に判断する必要があります。

また、愛犬の食いつきや体調など個体差・体調・状況に応じたフードの選び方も重要です。